mineoとU-mobileに高速通信を保証する割高プランがあります。
ともに両社の従来プランより割高ですが、MVNOの弱点ともいえる時間帯による通信品質の劣化を無くし常に快適な通信環境を提供するプラン。
追加料金を払わなければ品質を維持できないのか!と正直思ってしまう一方で、所詮はMVNO、こんなやり方でないとユーザーを満足させれないのかなぁと、少し残念な気持ち...(泣)
MVNO本来のサービス品質は?ユーザーのサービスへ転嫁?
このシムモビで何度も言ってますが、品質劣化・つながりにくさの最大の原因は帯域の狭さです。
要はMVNOがMNOとの帯域契約を拡大すれば解決するのです。
ユーザー数が増えてきて予想以上に帯域が混んできた。でも帯域増強には結構お金が掛かるんだよねー、だったら別料金をとって専用の帯域をユーザー数限定で用意しよう!
これって本質間違ってる気がすんだよね、責任転嫁してるよね。
ユーザー数が増えてきたら通信品質の劣化が顕著になりました!
ここでなんと解決策?!品質保証の上位プランを新たに作りました!
帯域を一般ユーザーと別けてユーザー数も限定!大手キャリア並みの質がいい人はこちらへ!!ただし割高だよ♪
って、最初どのMVNOもそんなこと書いてなかったでしょ?
これ、同じクオリティだと信じて節約目的で大手キャリアから移ってきたユーザーが聞いたらビックリすると思うのだが...
高い格安SIM・快適な通信環境を保証する対価
mineoのプレミアムコースは本サービス前の有料トライアルユーザーの募集を開始しました。
U-mobileはこれまでのデータ容量無制限プランをU-mobile PREMIUMとしてリニューアル、これにはIIJmioがMVNEとして協業しています。
U-mobileはデータ通信用で月額2,480円、音声通話用で月額2,980円です。
まぁU-mobileはなんとか許せるか、、。
問題はmineoです、通常プランにプラス800円/付き。
しかもmineoにはプラン通りの容量制限あり、最も上位のプランだと音声通話10GBで3,220円/月なので合計で4,020円。うーん、結構高くなりますね、容量制限付きで月額4,000円オーバーですよ。
今大手キャリアも頑張ってて例えばiPhoneの最安通信プラン、月額4,900円なんですね。1,000円も変わらない...
こうなってくると格安SIM、もう格安じゃない!?
もがくMVNO、頑張れ!MVNO
独自性をもってユーザー獲得しないとダメですよ。
ましてや自社のサービス内で差別化を図ろうなんて愚の骨頂、そもそも標準品質でしょうよ、それって。普通のプランでもちゃんと快適なMVNOいるじゃん。
頑張って欲しいですねー、日本のMVNO。
もっと知恵絞って新しい価値を生み出して欲しい。切に願う。